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アレルギー疾患の治療をする際の注意点

アレルギー疾患であるアトピー性皮膚炎の治療で気をつけるべき点があります。
アトピー性皮膚炎はれっきとしたアレルギー疾患の一つですが、治療に長い時間がかかる病気です。
最近では塗り薬ですが、ステロイド外用薬というものが販売されています。
ステロイドとは副腎皮質ホルモンから抽出された成分から作られたお薬です。
元祖はアメリカで開発されたものですが、その効き目はものすごいものがあります。
日本でもアトピー性皮膚炎の治療でステロイド外用薬を使う人たちが増えてきています。
アメリカでは長い歴史のあるステロイド外用薬ですが日本ではまだ歴史がありません。
奇妙な噂が立っています。
長期にわたりステロイド外用薬を使っていると、肌が黒ずんできたり、その部分が分厚くなってガサガサするというではないでしょうか。
結論から先に申し上げますと、そんなことはありません。
逆にこのお薬の使用を勝手に止めたり量を減らしたりしてしまうと、炎症が放置されて症状が悪化し、それで幹部が黒ずんでしまうということです。

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